こうろ

こうろ
I
こうろ【公路】
公衆の通る道。 公道。
II
こうろ【紅炉】
火の盛んに燃えている囲炉裏(イロリ)。
~上(ジヨウ)一点の雪
〔続近思録〕
火の上に一点の雪を置くとすぐにとけるように, 私欲・迷いなどがとけること。
III
こうろ【紅露】
沖縄県に産するつる草の根の煎汁から得られる染料。 媒染剤により, 赤茶・鼠・黒・紫褐色を呈する。 久米島紬(ツムギ)に用いる。 くうる。
IV
こうろ【航路】
(1)船舶・航空機が運航する時の一定の道すじ。
(2)航海。 船旅。

「~の安全を祈る」

V
こうろ【行路】
(1)道を行くこと。 また, 旅行すること。
(2)人として生きてゆく道すじ。 世に処すること。 世わたり。

「人生~」

(3)通り道。 道すじ。

「尸(カバネ)は~に横(ヨコタワツ)て/太平記 10」

VI
こうろ【香炉】
香をたく器。 金属・陶磁・玉・漆器などで作る。 用法・形状によって袖香炉・柄香炉・釣り香炉・聞香炉・不浄香炉などがある。
VII
こうろ【高炉】
製鉄工場で, 鉄鉱石から銑鉄を作る炉。 高さ20~30メートルの巨大な円筒形の溶鉱炉。
VIII
こうろ【鴻臚】
(1)中国の官名。 九卿(キユウケイ)の一。 外国の賓客の接待, 朝貢の事などをつかさどった。
(2)「鴻臚館」の略。
IX
こうろ【黄櫨】
(1)ハゼノキの漢名。
(2)「黄櫨染(コウロゼン)」の略。

Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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